スパムを考える。 | アフィリエイトショップってどうなのよ!?  ってなブログ。

スパムを考える。

ココ最近、特に、スパムに対する問題が激化しているように感じられます。

ここで問題にされているスパムとは、主に、
トラックバックスパム
コメントスパム
Eメールスパム
の事で、いわゆる、商用目的(特にポルノ)のスパム行為の事です。

アフィリエイトは儲かんないってば さんの記事[トラックバックスパム訴訟?]
で、
FC2インフォメーション[トラックバックスパムの制限に関して]
について言及されていました。

ポイントは、
■Fc2において、トラックバックスパムを業務妨害と考え現在訴訟準備を進めている。
■その上でスパム制限の実施を強化。


また、こちらも、afiliateさん経由 ですが、
先日、Eメールでのスパムに関する訴訟が米国で起きました。
一部の業者とは和解済みで、総額約115万9000ドルの制裁金の支払いが確定。
概要:
米連邦取引委員会 (FTC) は、アフィリエイト形式のマーケティング活動により、スパム規制法『CAN-SPAM Act』のポルノ規制条項に複数のマーケティング業者が違反したとして、告発したことを明らかにした。
詳細:
⇒ FTC、性的スパムメールでアフィリエイト メール業者を告発

要は、
複数のポルノ業者が、アフィリエイトサービス・システムを利用して、メールスパムを濫用したことにより、FTCの成人対象明示規定『Adult Labeling Rule』および『CAN-SPAM Act』に抵触したとして、告発されたというものです。


又、この米国での件ほど露骨ではありませんが、
日本のアフィリエイトサービスでも、情報商材系のアフィリエイトに関しては「紙一重」に感じてなりません。
いわば、「対岸の火事」ではないのです。
この「紙一重」に関しては、
吉田 憲人さんの記事[スパムメールに学ぶ] が参考になります。
ここでは、
「主に、Eコマースのメールやメルマガなどと商用スパムメールは「紙一重」である。
何故なら、何をスパムとするかは、受け手次第だからである。
ただ、その1点の違いだけで、やっている事に大きなちがいはない。」
といった事が書かれています。


今回の米国での訴訟は、
CAN-SPAM Act (2004年1月1日施行: 企業は自らのアフィリエイト会員が送信した違法なスパムについて、法的責任を負うと定めている。)
により、ポルノ業者の告発までにとどまりましたが、
いつ、実際にメールを送信したアフィリエイト会員も告発されるか分かりません。


また、「対岸の火事」ではない証明として、
Fc2の「トラックバックスパム訴訟準備」が現在行われています。


現在、
ブログ業界、アフィリエイト業界、共に過渡期に入っています。
今後、更にこういった問題が起きることが考えられます。

「アフィリエイト活動の競争激化、エスカレート化」、
「ブログの普及によるモラルの欠如」などは、当然のごとく、増加するでしょう。

それに伴って、規制や訴訟などによる対策も行われるでしょう。
ふつうに、ネットを楽しむ。そんな、当たり前の事が、既に出来なくなってきています。
わたしも、メール、コメント、トラックバックは多用しています。
そして、これまでに、トラックバックについての諸相などを綴ってきましたが、改めて考えさせられる思いです。
ネット初心者であろうとなかろうと、「他人事」でない問題。
明日は「我が身」です。
ほら、もう、すぐ あ な た の側に・・・・・


⇒ ブログらんきんぐ


関連(詳細)記事:
⇒ トラックバックについて:トラックバックスパム
⇒ トラバ返しは必要か?トラックバックについて②
⇒ 「恐怖の連鎖」⇒「百聞は一件に如かず」
⇒ コメントスパム